商品紹介
コールゴム
コールゴム
[A] 普通一般のコールゴム
芯ゴム・・・・・天然ゴム・合成ゴム(イソプレン等)
皮糸・・・・・レーヨン(スフ)・ポリエステル
伸び・・・・・2.5~3倍
伸びがよく、単価も安い為、最も普及している商品。ただし、耐久性は今ひとつで、長期間の使用で伸びてしまうことも多い。肌あたりは、パイレンに比べやや柔らかい感じ。
一般手芸店で手に入ります。通常タイプと強力タイプが流通しています。
[B] ポリプロピレンコールゴム(通称パイレンコールゴム)
芯ゴム・・・・・天然ゴム
皮糸・・・・・ポリプロピレン(パイレン・ポリプロ)
伸び・・・・・2.5倍前後
物性は、[A]のコールゴムに準じますが、皮糸がポリプロピレンなので、若干軽く、対摩擦にも強くなっています。
一番の特徴は、ポリプロピレンは吸湿性が全くないため、乾きがかなり早く、そのため水着・スポーツウエア等によく使われます。
単価は、[A]より高価となります。
[C] ポリプロピレン・ポリウレタンコールゴム
芯ゴム・・・・・ポリウレタン弾性繊維〈俗称:スパンデックス〉(ライクラ・オペロン・エスパ・モビロン・ロイカ)
皮糸・・・・・ポリプロピレン(パイレン・ポリプロ)
伸び・・・・・2.5倍前後
このゴムひもの特徴は,[B]の芯ゴム違いなので、ポリウレタン弾性繊維の特徴を持ちます。
特徴は、ポリウレタン弾性繊維は天然ゴムに比べ、長所は、高強度・高耐久(耐疲労性・耐光性・耐薬品性・耐磨耗性)であること、短所は、高価であることと、ほんの僅かではあるが、しなやかさに欠け、伸長回復性が遅いことなどが挙げられます。
通常この商品は、仕上げ加工を施してある為、面が綺麗で、カット後の縮みも少なくなっています。
このように、強く・綺麗なこのゴムは、単価が[B]の1.5倍前後とかなり高価である。そのため、[B]用途の高級品や、過酷な使用条件のものに使われます。コールゴムのプレミアム製品。
通常衣類用で出回っている商品は、圧倒的に[A]ばかりですが、特殊な色物(定番で出回っている物も少しならありますが)、丈夫で引きの強い(ハイモジュラス)もの・2色(3色・4色)使いの柄物(編みの構造上決まった柄しかできないが)等は、ある程度のロット(物により大きく違う)があれば、ある程度希望に添ったものを別注で作成することも可能です。(下記参照)
[D] その他商品(特殊品・別注品)
上記商品は、いつでも手に入れることが出来ますが、それ以外にも需要があって流通している商品もありますのでおたずね下さい(例えば10mm幅ぐらいの強度の強い商品が欲しいとか)。ただし、特定の需要のために作っているので、需要が途切れれば廃盤商品となってしまいますので、定番品に使用される(長期に生産・使用する)場合は注意してください。
ご希望の商品が通常品として手に入らない場合は、別注品として作ることも出来ますが、最低生産数は商品によって違いますの。(右画像は、白糸と黒糸を組み合わせて作る柄、通称“山道柄”)